2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2020年7月25日 (土)

SNSを通しての依頼とは驚き!

7月23日嘱託殺人の疑いで二人の医師が逮捕された。
実際には昨年の11月23日の行為のようだが、 全身の筋力が徐々に低下する難病「ALS」の女性に頼まれ、薬物を投与して殺害した疑いだ。

この患者は終末期ではなかったうえに、逮捕された医師2人は女性の主治医ではなく、SNSを通じて知り合い、多額の金銭授受も確認されているという。

オランダでは延命治療を行わない尊厳死、さらには積極的な安楽死も病院が受け入れ、薬剤の投与などにより医師が積極的に患者の死に介入する安楽死については、2002年に国レベルで合法化している。
その後もベルギー、ルクセンブルク、カナダなどの国でも合法化されてきている。

一方、日本では終末期の患者について行われた医療の中止行為に対して、警察が介入する事件がいくつか起こっており、法的には不明確な状態にある。

個々人の死は、その個々人の生と切り離して考えることはできないし、個々人の選択に自由はあって当然だと思う。
しかし、今回の事件のように医師が致死量の薬物を投与して患者を死亡させる行為は、どのような事情があろうと日本では犯罪だ。
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自身もALSを患う「れいわ新選組」の舩後靖彦参院議員は7月23日、コメントを公表されているので
「舩後靖彦 Official Site」から原文のまま以下にリンクしておく。


事件の報道を見聞きし、驚いています。ただ、現時点では正確な事実関係がわかりませんので、事件の内容についてのコメントは控えたいと思います。

報道を受け、インターネット上などで、「自分だったら同じように考える」「安楽死を法的に認めて欲しい」「苦しみながら生かされるのは本当につらいと思う」というような反応が出ていますが、人工呼吸器をつけ、ALSという進行性難病とともに生きている当事者の立場から、強い懸念を抱いております。なぜなら、こうした考え方が、難病患者や重度障害者に「生きたい」と言いにくくさせ、当事者を生きづらくさせる社会的圧力を形成していくことを危惧するからです。

私も、ALSを宣告された当初は、出来ないことが段々と増えていき、全介助で生きるということがどうしても受け入れられず、「死にたい、死にたい」と2年もの間、思っていました。しかし、患者同士が支えあうピアサポートなどを通じ、自分の経験が他の患者さんたちの役に立つことを知りました。死に直面して自分の使命を知り、人工呼吸器をつけて生きることを決心したのです。その時、呼吸器装着を選ばなければ、今の私はなかったのです。

「死ぬ権利」よりも、「生きる権利」を守る社会にしていくことが、何よりも大切です。どんなに障害が重くても、重篤な病でも、自らの人生を生きたいと思える社会をつくることが、ALSの国会議員としての私の使命と確信しています。

Maneki

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