2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2020年4月 2日 (木)

今どきの猫は鼠など食べないだろうが・・・

昨日の春の嵐から一変、今日は快晴の天気で、まさに春爛漫の陽気に包まれた。
コロナ騒動がなければ、花見にうってつけの日だが・・・。

とどまることを知らない感染拡大で、慎重にならざるを得ない。

こういう時だからこそ、家で落ち着いて読書を楽しみたいものだが、活字を見るとすぐに眠くなり、ベッドに直行する。

そういえば、夏目漱石の『草枕』の中に、次のような一節があるのを思い出した。

「春は眠くなる。猫は鼠を捕る事を忘れ、人間は借金のある事を忘れる。時には自分の魂の居所さえ忘れて正体なくなる。ただ菜の花を遠く望んだときに眼が醒める。雲雀の声を聞いたときに魂のありかが判然する。雲雀の鳴くのは口で鳴くのではない、魂全体が鳴くのだ。魂の活動が声にあらわれたもののうちで、あれ程元気のあるものはない。ああ愉快だ。こう思って、こう愉快になるのが詩である。」

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春は菜の花を始め、花々の季節であり、小鳥たちの鳴く季節である。

そんな春の気候の良さに、人間も動物も寝ぼけてしまい、ぬるま湯につかつたように浮き立ち、リアルな世界から遠ざかってしまうらしい。

猫は鼠を捕るのも忘れ、人間は借金や嫌なことを忘れる。
それもこれも、春の自然に目を向けると、一時であろうが嫌なことを忘れて気持ちがすがすがしくなる。

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