2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2020年3月 2日 (月)

人々の心をつかむメッセージ

2月29日の安倍首相によるコロナ会見は、中身のない長い台本の朗読で終始した。

「わたしが決断した以上、わたしの責任において、様々な課題に万全の対応を取る決意であります」
威勢は良いが、具体策がない上にスピーチプロンプター頼みだから、目が右を向いたり左を見たりで忙しい。
TV画面のこちら側にいる国民の方を向いていない。
したがって、心に響いてこないのだ。

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1940年公開のアメリカ映画(日本でのリバイバル上映は1973年)、チャップリンの「独裁者」の最後のシーン、ラストの演説を思い出した。

床屋のチャーリーは、ヒットラーを模した独裁者ヒンケルと外見がそっくりだったことから、兵士たちの前で演説をする羽目になった。
ヒンケルと床屋のチャーリーが入れ替わり演説をしだした瞬間から、ヒンケルも床屋の面影も全て消え、チャールズ・チャップリンが生身の姿で登場する。

チャップリン自身によって書かれた、今の時代に生きる私達の心に響く素晴らしい演説だ。
独裁者ヒトラーと、その彼を模した喜劇王チャップリン・・・どちらも傑出した演説で人々の心をつかんで離さない。
だが、そのメッセージの意味するところは正反対で、表と裏という人間の二面性を表しているかのようだ。

権力者の横暴で、政治や社会に歪みが出ている日本の今、安倍首相にはぜひ観てもらいたい大演説だ。

チャプリンの“THE BEST SPEECH EVER MADE”
↑ 現在のいろんなニュースや映画の映像を加え編集されたもの。


 

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