2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2020年3月25日 (水)

春は歌う

春は鳥たちが歌う。

詩人は鳥たちを歌う。

私は、それを聞き耽る。

三好達治は、詩集『閒花集』(読み:かんかしゅう)の中で雲雀を歌っている。

「揚げ雲雀」

雲雀の井戸は天にある……あれあれ
あんなに雲雀はいそいそと 水を汲みに舞ひ上る
杳(はる)かに澄んだ青空の あちらこちらに
おきき井戸の樞(くるる)がなっている

同じく詩集『山果集』(読み:さんかしゅう)の中では、雀を歌っている。

微雨」

雀はみな 鳥打帽(ハンティング)をきてゐる
ジャケツの襟に ちよいとカラーをのぞけてゐる
さうして向き向きに 何か點頭(うなづき)合つてゐる
雨が降ってゐる 濡れた甍に 彼らの胸が映ってゐる

Bird

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