2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2020年2月23日 (日)

大幅にデフォルメして

幻に言い給うかな「いつまでも美しくあれ」そは誰のこと・・・。
年ふれば燻されていくのが自然の摂理だが、せめて心持だけでもロマンを求めていたいものだ。

群ようこの「無印もの」や水木洋子の「ふられもの」を枕元に置いて再読し、失恋の腹立ちをユーモアで売る口調に、自分もついついその気になってしまう。

俗情にかなう分をデフォルメして、笑いを釣りながら文章を書くのも好いだろう。

Kbe2

1年前には、現実を大幅にデフォルメしてこんな文章を書いていた。
我ながら浅ましい思いがする。

ロマンがリアルに負けるとこうなる。
白髪が増える。
抜いても抜いても生えてくるから染めてみるが、生え際の白くなるのが早いこと。

目がかすんで、目の前に出された料理にも眼鏡が要る。

階段の上り下りは膝がガクガクで、エスカレーターやエレベーターを使う。

電車に乗れば、目指すはシルバーシート。

若者の歩幅に合わせて歩けば心臓が踊りだす。

老いの一つもない若者の言葉に負けじと粋がってみるのだが、小さな白いマシュマロが空中を飛んでいくような感じで、どうも頼りない。

メモ帳に記す言葉に、人生のたそがれどきのものが多くなる。
『さみしく候。くだらなく候。金がほしく候』(林芙美子「放浪記」)
『なほなほ涙に候。やがてやがて待ち申し候。ことさらに天気よく候。かなしく候。かなしく
候。かしく。』(千利休「遺言」)

もう下降一直線の人生なら、どう締めくくろうか・・・。

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