2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2020年2月 8日 (土)

眠れぬ夜の五題

以前に書いた眠れぬ夜のものばかりをまとめてみた。

Shizuku

(眠れぬ夜の子守唄)

ぼんやりとした意志が働いて
この半覚醒状態の時に夢を見た。

夢の中で、私は誰かと電話で話している。
相手が誰か……およそ見当もつかないのだが、声だけ生々しく聞こえてくる。

ねんねん ころりよ おころりよ……眠れ!眠れ!眠れ!
ねんねん ころりよ おころりよ……盲目のごとく眠れ!

自分としては、まだ眠っていないという意識があるので、早く眠りにつこうと意識を集中させるのだが……
ねんねん ころりよ おころりよと電話の主の言う声が、頭についてはなれない。

(奇妙な気分)

奇妙な気分
眠りが浅いのか・・・
眠らなくちゃという意識があって
一方で夢を見ている。
眠っていないのに
意識の中にモノクロの画像が展開していく。
なんとも奇妙な気分だ。

(マリオネット)

昼間の空は退屈
あまりにも自然すぎるから
飽きがくる
夜の天井が良い
木目の間から
マリオネットが踊りだす
糸と糸がもつれ合って
収拾がつかない・・・
私は、それを丁寧にほぐしていく

(不寝番)

思索に沈潜して、頭をたれるように
夜の中に沈潜して目を醒ましている。
―どうして眠らないのか?
―不寝番なんだよ。

(携帯電話のアンテナが抜け落ちた)

過敏になった神経が、シーツのシワさえ気にする。
起きあがり、かけ蒲団を剥がしシーツを敷きなおす。
再び、布団にもぐりこんで眠ろうとしたけれども、やはり眠りに落ちない。
ベッドサイドのテーブルに手を伸ばし、積み上げた本を暫らく開いていた。

異常な神経と感情が、手にした本の疑問箇所を通過して前に進むことを許さない。
「ああ~、これについての詳しい事は、あの本に載っているはずだ・・・」
思いついた途端、起き上がって本棚を探し回る。

探し当てた本を持ち込み、再びベッドに入るもののページを括るのが面倒になってきた。

少し頭を休めてよく寝る工夫でもしなくっちゃいけないと、明かりを消し、目を閉じてしばしの休息。
このまま寝付かれるものならと、柵を飛び越えるヒツジの数を数えてみる。

「ヒツジが一匹、ヒツジが二匹、ヒツジが三匹・・・」

幾つまで数えたのか記憶にない。
気が付いたのは、「もしもし・・・」という自分の発する声。

・・・夢の中で携帯電話のアンテナが抜け落ちた。

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