2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2020年1月16日 (木)

話題性豊富な二人

第162回芥川賞が「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」の古川真人さん(31歳)に決定した。
直木賞は川越宗一さん(41)の「熱源」に決まった。

前回(第161回芥川賞・直木賞)は共に女性が受賞し話題性があったが、今回は共に男性の受賞だ。

今回の古川真人さんも、経歴から見たらかなりの話題を呼ぶだろう。
大学を2年生で中退(在籍は4年間)、その後6年ほどはひたすら寝転がっているような生活(本人インタビューより)を送っていたようだ。
それにしても、何度も芥川賞の候補になっている。

2016年、「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞
2016年下期、第156回芥川賞候補「縫わんばならん」
2017年上期、第157回芥川賞候補「四時過ぎの船」
2017年度、第31回三島由紀夫賞候補「四時過ぎの船」
2019年上期、第161回芥川賞候補「ラッコの家」
2019年下期、第162回芥川賞候補「背高泡立草」

6年間は無職だったようだが、今は歴とした小説家だ 。

背高泡立草とは、河原や空き地などに群生する黄色の小さな花を多く付けた「要注意外来生物」のことだが、「背高泡立草」というタイトルと、作者の経歴とに違和感を感じるが読んでみないと何とも言えない。

Seitaka

直木賞の川越宗一さんもユニークな経歴の持ち主で、大学在学中にバンド活動に目覚めて中退を余儀なくされたという。
その後はフアッション通販のニッセンの公式ツイッターの情報発信担当で、ニッセンの ツイッター人気が上昇していったとか。

2018年に歴史小説『天地に燦たり』(文藝春秋)で第25回松本清張賞を受賞しデビュー。
今回受賞の「熱源」はアイヌ人の物語ということだ。

Takasu

名古屋の朝日カルチャーセンターで小説の勉強をしていたとき、老人ホームをテーマにした小説を書いたことがある。
原稿用紙40枚程度書いて挫折した。
講師の先生に「上っ面をなでているだけ・・・」と酷評された。
私には上っ面のイメージしか湧いてこないのだ。
イメージが貧困なのは、自分の中に蓄積されたものが乏しいからである。
平凡な主婦は社会性にも欠ける。
万人が読んで、感動し納得するようなイメージは湧いてこなかった。

村上龍がエッセイに書いていた。
『私は「異物による依存」を経験していない小説家を軽蔑する。異物とは、例えばアルコールであり、薬物であり、精神分析でいうところの快感原則を打ち破るものである。・・・(中略)小説においては、ことばは、ざわざわと震える細胞からのみ発せられなくてはならないのである。』(『村上龍全エッセイ』講談社文庫)

私には異物による依存はないし、今後もそういうものに依存する気もない。
このまま駄文を書くだけで終わりそうだ。

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