2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2020年1月 4日 (土)

嫁が君

餅花やかざしにさせる嫁が君 (芭蕉)

延宝年間(30歳~37歳)頃までの間の作。
なお、この時期の制作年次不明のものとして、7句がある。

「餅花」は小正月に飾る繭玉<まゆだま>のこと。
米の粉で作った様々な色や形に作った団子を樫の枝やケヤキなどの枝に挿して飾る。
豊作を祈願して行われる行事であった。そんな繭玉を飾ったところへネズミが現れて欲しがっている。
その姿は、「嫁が君」と言われるとおりなかなかかわいらしい。
「嫁が君」とは、新春に現れるネズミのこと。
(芭蕉発句全集)

季語は 「嫁が君」で、新年正月三ヶ日に現れるネズミのこと。
正月用に飾った花餅の枝を引きずっていくネズミを見て、「嫁が君が、花餅の枝をかんざしとして頭に挿しているよ」と詠んでいる。
ネズミは大晦日の晩に嫁入りするという言い伝えに由来するそうだが、お正月は、人間が捕らえようとしないことを感知してか、人に馴れた様子で、昼間から出てきて忙しそうに跳び回ったり食べ物を漁る嫁が君。

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種田山頭火の『雑記』の中に、正月に当ってその年の抱負が書いてある。
それが実に面白いし、私の今年の抱負と共通するところもあるので思わず笑ってしまった。

今年の私は山村庵居のよろこびに添えて、二つの望みがある。
好きなものは、と訊かれたら、些の躊躇なしに、旅と酒と本、と私は答える。今年はその本を読みたい。まず俳書大系を通読したいと思う。これが一つの望み、そしてその二つは、酒から茶へ転換することである。いいかえればアルコールを揚棄したい、飲まずにはいられない酒を、飲んでもよい酒としたいのです。前者は訳なく実現されましょうが、後者は自分ながらあぶない。そこでまあ出来るだけ割引して、せめて酒に茶をまぜたいと念じている(そんな無分別な考を起すなという悪友もある。じっさい、私にもそんな気がしないでもないのですが)。

余談だが、昨日の中日新聞「中日春秋」載っていたネズミにまつわる話題を一つ。

▼ネコが十二支に選ばれなかったのはネズミからウソの日程を教えられ、十二支の選抜試験に間に合わなかったせいだとか。

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