2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2019年12月 4日 (水)

OECDのPISAの結果

義務教育修了の15歳を対象とするOECD(経済協力開発機構)のPISA(学習到達度調査)の結果が発表された。
世界79の国と地域から日本の高校1年生を含む60万人の子どもが参加。

対象となる調査は「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」「読解力」の三分野の到達度を国際比較するもの。
結果、日本は数学的リテラシー6位 、科学的リテラシー5位、読解力15位。
過去の日本のランキングについては、2019年10月24日 (木)のブログに載せたから、参考までに。

今回の結果について、OECDは次のように分析している。
「日本は数学的リテラシーと科学的リテラシーは、引き続き世界のトップレベルを維持している。読解力は、平均より高得点のグループに位置するが、前回より平均得点・順位が統計的に有意に低下。」

社会経済文化的背景の水準が低い生徒群ほど、習熟度レベルの低い生徒の割合が多い傾向は、他のOECD加盟国とも同様に見られる。

ところでPISAの特徴としては(「PISA型学力についてのノート」からの引用)

①知識や技能を実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できるかどうかを評価。学校カリキュラムには関わらない。

②図表・グラフ・地図などを含む文章(「非連続型テキスト」という)が重視され、出題の約4割を占める。

③「選択式」を中心にしながらも「自由記述形式」の出題が約4割を占める。

④記述式では、答えを出すための「方法や考え方を説明する」ことが求められる。

⑤読解力として、「情報の取り出し」・「解釈・理解」・「熟考・判断」、そして自分の「意見を表現する」ことが求められる。
 テキストの「内容」だけでなく「構成や形式」についても問われる。

ここからから言えることは、PISA調査では知識量よりも、主体的に考えて問題を解決していく能力が求められているわけだ。

学校で教わったことを丸暗記の知識量だけでは、社会に出たとき何ができるのか・・・?
教育方針を変えるなりして、真剣に考えなければグローバル時代に対応できない。

文部科学省は、今回の結果について「読解力の低下については、重く受け止めている。要因の分析を詳細に行うとともに、新たな学習指導要領により、教育の質の向上に取り組みたい」とコメントしているが、児童・生徒の学力問題を云々することもさることながら「勉強すれば、誰でも報われる」そんな常識が通用する方向で子供たちを導いて欲しい。

日本の教育がベネッセ漬けにされ、子どもを育てるという教育が置き去りにされることのないように願うばかりだ。

Kuri1  

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