2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2019年10月13日 (日)

台風から

「天災は忘れた頃やって来る」は、科学者で随筆家の寺田寅彦の言葉とされている。

自然災害はその被害を忘れたときに再び起こるものだという戒め。「天災は忘れられたる頃来る」、「天災は忘れた頃来る」、「天災は忘れられた頃に来る」などとも記述される。また、上記の「天災」の箇所は「災害」と書かれることもある。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

天災に見舞われると、その恐ろしさに大騒ぎし、二度とそん目に合わないよう対策を考える。
ところが、そう度々あることでもないので、その恐ろしさが忘れ去られた頃に不意打ちされ、人命が奪われ、財産が奪われる。
そんな歴史の繰り返しだったからこそ怖いという、この寺田寅彦のアフォリズムには納得させられる。

文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向があるという事実を十分に自覚して、そして平生からそれに対する防禦策を講じなければならないはずであるのに、それが一向に出来ていないのはどういう訳であるか。その主なる原因は、畢竟そういう天災が極めて稀にしか起らないで、丁度人間が前車の顚覆を忘れた頃にそろそろ後車を引き出すようになるからであろう。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

注:1934年(昭和9年)に相次いで起きた函館大火、手取川決壊による水害、室戸台風による被害を取り上げた随筆集「天災と国防」での記載。

個人個人が、常に災害を心しておかなければならないのは勿論、政治を念頭に置いて、長いスパンで国を守ることを考えるよう訴えたものだ。

今回の台風19号は伊豆半島に上陸し、本州の半分以上を覆うほど大型で、勢力も強かったため、大雨に加えて暴風、さらに高潮といったあらゆる現象を伴い、河川の氾濫が生じた。
結果、各地で尊い人命が奪われるなど、甚大な被害が発生している。

ひと月前の15号台風に続き、今回の19号である。
度重なる大型台風は、「天災は忘れた頃やって来る」どころか、恐ろしさが薄れるほどの時間も与えず、次から次へと自然の猛威をさらけ出した。
日本は国土面積の4分の3が山地で、そこに住む人々とのことを考えれば、まず治水対策だ。
安倍内閣にとって有事は戦争なのか・・・?
イージスアショアや戦闘機よりも、防災対策にお金を使うべきだと思う。
国土強靭化計画は、どうなっているのか?

もう一つ、この台風で思ったことは、ラグビーワールドカップの不手際だ。
台風で試合を中止せざるを得なかった2試合。
12日に開催予定だったニュージーランド対イタリア戦(豊田スタジアム)、イングランド対フランス戦(横浜国際総合競技場<日産スタジアム>)
選手や観客などの安全面を第一に考えるのは当然だが、事前から会場の変更などを含めて対応策を考えることが出来なかったのか。
これだけの大きなイベントで代替措置がなかったとは、お粗末としか言いようがない。
準備は万端で調整してきた各国からの選手、試合会場のある地元、チケットを購入して楽しみにしていた人達に大きな落胆を残した。

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