2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2019年10月27日 (日)

身の丈に合わせて

センター試験を廃止して、2021年1月からは、「大学入学共通テスト」が導入される。
センター試験にはなくて、共通テストに新たに導入されるものは「記述式問題」と「英語4技能(聞く、読む、話す、書く)評価」の二つ。

とりわけ問題になっているのは、英語の民間試験の利用だ。

民間試験を使用するとなると、経済格差や、地域格差が問題になる。
このため高校生や学校関係者、保護者を中心に見直しを求めているが、この問題を取り上げた10/24のBSフジテレビ プライムニュース で萩生田光一文科相は、とんでもない発言をしている。

司会の反町理さんとのやり取りの一部を取り上げる。

反町:「民間の資格試験を使うということはですね、お金や地理的な条件に恵まれてる人が受ける回数が増えるのか、それによる不公平・公平性はどうなんだと、ここの部分はいかがですか?」

萩生田:「あの、そういう議論もね、正直あります。ありますけれど、じゃあそれ言ったら、『あいつ予備校通っててずるいよな』って言うのと同じだと思うんですよね。だから、裕福な家庭が回数受けて、ウォーミングアップできるみたいなことは、もしかしたらあるかもしれないけれど、そこは、自分の、あの、私は身の丈に合わせて、2回を選んで、きちんと勝負してがんばってもらえば」

裕福な家庭の受験生と、経済的事情でできない家庭の受験生が出てくることを認めたうえで、「身の丈に合わせて」と格差助長を当然視している。

「大学入学共通テスト」は政府の政策で、入学試験制度そのものだ。
その不平等性を問われているのに、管轄の文科大臣が予備校と同レベルの話にすり替えしまうとは、びっくりするほど心がない発言だ。

考えようによっては、昨日辞任した菅原一秀経済産業相より度し難い。

今の新自由主義社会の中にあっては、予備校に通える通えないというような格差が出てくるのも当然だが、せめて政府が介入できる試験制度くらいは、少しでも公平性が保たれるような施策をとるべきだ。

Den4131

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