2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2019年9月 1日 (日)

リブログ「与勇輝人形芸術の世界」

2006年に「与勇輝人形芸術の世界」に行って以来、与勇輝(あたえゆうき)作品のファンであるが、何ということか・・・ジェイアール名古屋タカシマヤでの『パリ凱旋・傘寿記念「与勇輝展」創作人形の奇跡』(8月14日〜8月26日)を見落としてしまった。

残念!残念!

次の開催は9月4日〜16日の新潟展(新潟三越)
その次は11月14日〜11月25日で仙台展(仙台藤崎)
河口湖ミューズ館・与勇輝館に行けば、常時100体が展示されている。

ということで、2006年9月に書いたブログのリブログ。

「与勇輝人形芸術の世界」2006年9月19日

Img_6996 松坂屋本店美術館で開催されている「与勇輝 人形芸術の世界」に行ってきた。
今年2月にパリ・バカラ美術館で初の個展を開いた、その帰国記念展。

パリで発表された映画監督小津安二郎へのオマージュ作品15点を中心に合計54作品、感動を呼ぶ人形120体を一同に鑑賞することができた。
それぞれに個性があふれる人形たち。
人間の形態をこれほどまでに息吹かせることが出来るのか、と驚きの連続で見入った。

創作人形も素材によって雰囲気が変わるが、作品は全て木綿布を使って制作されており、作品一つ一つにおける布の選択が、私にとっては心憎いほどに懐かしい。
多くの作品が優しくノスタルジックで、私が子供だった頃の日常を見るようだ。
制作風景を解説した映像を観たが、作品に添えられている小物、例えば櫛、かんざし、履物をはじめ、桶や火鉢といったものまで全て自身の手で制作されている。
それらの小物を人形と一括りの小物というよりも、「布を用いた塑像」として位置づけ、小物制作に費やす時間も人形本体の制作にかけると同じくらいの多くの時間を掛けているということだ。
それだけにディティールが美しい。
印象に残ったのは、やはり小津映画の風景だ。
『長屋紳士録』の中から荒物屋の「おたねさん」。
『東京物語』の中から老夫婦が熱海でくつろぐシーン。『秋刀魚の味』の「嫁ぐ日」等々。
かつて確かにあった小市民の暮らしぶりや、情緒が伝わってきて、なんだか古きよき時代にタイムスリップした気がした。

小津映画が、親子、夫婦、隣人との繋がりを大事にした日常を淡々と描いた。
1937年(昭和12年)生まれの与さんは、その映画を観て育った。
影響されている部分も多いのだろう、「戦後の混沌とした世の中で貧しく明るく逞しく生きる人々の姿が私の原風景です。」と言う。
映画と人形、創作の表現方法は違っても、そこに流れる風景に心やすまる日常の家庭がある。

小津映画が監督の死後フランスやイギリスで評価が高まり、世界を代表する映画監督の一人になっていることを思えば、今後、与勇輝さんも世界を代表する人形作家として期待できる。いや、パリ・バカラ美術館での個展が大賞賛されたようだから、既にヨーロッパでは根を下ろしているわけだ。

外国人で小津映画が分かる人は、皆インテリばかりと大島監督が言っていたのを、今ふと思い出した。与さんの創作人形展がパリで大賞賛されたのも,
フランスにインテリが多いからかも(笑)

↓作品目録の表紙
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