2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2019年8月19日 (月)

セミの鳴き声

言うまいと思いつつも、ついつい「暑い!」を連発している。
つい先日までは、アブラゼミやクマゼミの大合唱や鼻の詰まったようミンミンゼミの鳴き声が聞こえた。
ところが10号台風が去ったあと、セミの鳴き声がめっきり衰えてきた。
衰えたというより聞こえなくなった。
連日の猛暑と温気(うんき)ではセミも夏バテ気味なのか?

今、これを書いている最中に突然激しい雨が降り出した。
これで少しは涼しくなるはずだ・・・そう思っていたら、遠くの方で「チー……ジー……」とセミの鳴き声が聞こえる。
あれはニイニイゼミか、アブラゼミか、はたまたチッチゼミ・・・?

セミにも鳴く時期の順番があるそうで、おおよその目安は次のようだ。

・ニイニイゼミが7月の中旬から7月下旬 
・アブラゼミが8月の上旬から中旬
・クマゼミが7月の下旬から8月の上旬
・ミンミンゼミが8月の上旬から8月の中旬
・ヒグラシが7月の下旬から8月の中旬
・ツクツクボウシが8月の中旬から9月上旬
・チッチゼミは9月中旬以降
(「蝉の種類と鳴く順番!ハルゼミから秋のチッチゼミまで」を参照) 

芭蕉が山形の立石寺を訪れた時に詠んだ句。

閑(しずか)さや 岩にしみ入る 蝉の声(芭蕉)

この句の中のセミの声は、いったい何ゼミの声なのか・・・?
かつて文人たちの間で論争が起きたという。
芭蕉がこの句を詠んだのは、元禄2(1689)年の5月27日で、新暦でいえば7月13日。
その時期に鳴くのはニイニイゼミという結論で落ち着いたという。

そうなると、先ほど私が聞いたセミの声は時期的に違うのかな?
鳴き声を聞く限りヒグラシでもツクツクボウシでもない。
無論クマゼミでもない。
「チー……ジー……」と鳴いては、何かに憚るように小休止。
その繰り返しをしみじみと聞くと、あの鳴き声はニイニイゼミと思うのだが・・・。

Midera_20190819201201

 

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