2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2019年6月12日 (水)

おバカさん

人生や社会、文化を短い文章の中に簡潔鋭利な言葉で表現するアフォリズム(警句)。
古くは、明治の文豪斎藤緑雨(三重県出身、批評家・小説家)が得意としていた。
彼の作品『眼前口頭』(日刊新聞「萬朝報」明治31年1月9日~32年3月4日に掲載された『緑雨警語』をまとめたもの)は、その最たるものだと思う。
例えば、こんなのはどうだろう・・・か。
代議士とは何ぞ、男地獄的壯士役者と雖も、猶能く選擧を爭ひ得るものなり。試みに裏町に入りて、議會筆記の行末をたづねんか、截りて四角なるは安帽子の裏なり、貼りて三角なるは南京豆の袋なり、官報の紙質殊に宜し。
(代議士とは何であるか?男娼のような書生芝居の役者であっても選擧に出て、当落を争うことができるものである。試しに裏町に入って、国会議事録を載せた新聞や広報誌の行末を尋ねようか。それは、切って四角にしたのは安い帽子の裏貼りである。三角に貼り合わせれば南京豆の袋となる。国の広報紙は紙質が特に良い。)

總理大臣たらん人と、われとの異なる點を言はんか。肖像の新聞紙の附録となりて、徒らに世に弄ばれざるのみ。
(總理大臣になるような人と、私との相違点を言おうか。肖像画が新聞の附録になって、無駄に世間にもてあそばれないということだけである。)

近年では、平成8年に亡くなっている狐狸庵(遠藤周作)先生も「360のアフォリズム」がある。
これまた、一つ一つが滑稽で感心してしまう。
中には、私の気持ちや私の考えを代弁してくれているような箇所もあり、嬉しくなって「うん、うん」と頷いてしまう。

素直に他人を愛し、素直にどんな人をも信じ、だまされても、
裏切られてもその信頼や愛情の灯を守り続けて行く人間は、今の夜の中ではバカにみえるかもしれぬ。
だが彼はバカではない・・・おバカさんなのだ。
人生に自分のともした小さな光を、いつまでもたやすまいとするおバカさんなのだ。「おバカさん」
(遠藤周作「愛と人生を巡る断層/360のアフォリズム」文化出版局)

Ajisai


(備忘メモ)

6/10
弟の四十九日法要のため、雨の中、関東へ。
品川から東横線で津田沼→新京成で常盤平駅。
姪が車で迎えにくる間、常盤平駅の南口で待つ。
横殴りの雨で、傘をさしていても、気づいたら全身ずぶ濡れ状態。
姪の車で「レストランこはく」へ。
牛ロースステーキを注文した。
昔からの洋食屋さんのようで、混んでいる割には味はイマイチ。
レストランを出て常盤平駅まで送ってもらい、再び新京成で高根公団駅下車。
タクシー乗り場は、。待つ人で超満員。
結局、ずぶ濡れ状態で10分ほど歩き妹宅へ。

Hasu7
6/11
甥の迎えで三咲霊へ。
(弟は三咲霊園に「生前墓」を建てていた)
霊園内法要施設で49日法要。(AM11:00~)
その後墓所にて納骨式。
引き続き会食。

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