2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2019年6月14日 (金)

『毛皮を着たヴィーナス』

本の断捨離後、本棚に残されたうちの1冊。
『毛皮を着たヴィーナス』(マゾッホ/種村季弘訳/河出文庫)。
異性に虐待されることに快感をおぼえる変態性欲「マゾヒズム」の語源となった小説。

ヴィーナス心棒者のゼヴェリ―ンは、男が抱くエロスを追求している。
そこに現れたのがヴィーナスの化身のような未亡人ワンダ。
二人の間で主従関係の契約が結ばれる。
完璧なる支配者であるワンダ、完璧なる服従を味わうゼヴェリ―ン。
それは、まさに女王様と奴隷。
ワンダは言う。
「女なら誰だって、自分の魅力を利用してやろうという本能や欲望を持っているものよ」「女の天性には、あなたが考えている以上に危険が隠されているものです」

小道具としての毛皮も所詮は高級品で、マゾヒズムも基本的には高等遊民のゲームとしても取れるが、もっと深いもの、残酷な要素が潜んでいるのかもしれない。

現在では、SとMも単純には分けられないし、誰にでも大なり小なり、S的要素やM的要素が有ると思う。
それを心の底に眠らせたままにしておく人。
ある程度、追求して行く人。
深く追求して行く人。
様々な人がいるのだと思う。
ワンダの言葉は当たっている・・・、女はそういうところがある。
「女王様の言うことをお聞き!」ピシッ!

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