2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2019年6月17日 (月)

カフカ

私がカフカを好きというものの、彼の作品の解釈は難しい。
彼の描く世界は異常に高い精神的意味を持っている。
彼自身の自己意識をめぐる過酷なほどの苦行だろう。
現実生活におけるカフカは、激しい父親コンプレックスだったという。
そのことは、彼が自分自身を書いた『手記』によっても明らかであるし、彼の作品の多くは日記を元にして書かれたものである。
つまり、日記に記された彼の個人的な記録が、作品とほとんど区別のつかないものであったことから鑑みれば、父親の影響による耐えがたい不幸は確実にあったと言える。
作品の多くの特徴は、「自分を消す」ことを念願においている。
それが心理学でいう自己喪失とか自己断罪に繋がるのかもしれない。
カフカの作品の多くを読んでも、今だ解釈に手を焼いている私だ。
難しいゆえに、謎が多いゆえに、カフカ作品にひきつけられるのかもしれない。

Kasa

 

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