2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2019年6月 8日 (土)

イメージを膨らませる

詩や小説は、正確さからだけから生まれたものでない。
もし・・・だったら、そこからどうなるか・・・心を開いて想像すれば、ある一つの仮定から無限にイメージが膨らんでいく。
限りなくファンタスティックな方向へと発展していけば、そこに正確さを欠いてもそれなりに面白みも出てくる。
要は以後の展開によって作品の良し悪しは決まる。

カフカがそうだ。カフカはメタモルフォーゼ(変身)という文学的技法を使っているが、彼はこの作品について『カフカとの対話』のなかで「『変身』は、恐ろしい夢です。恐ろしい表象です」と言っている。
この一言で、彼の着想が夢から来ていることがわかる。
しかし、単純に夢そのものを書いているわけではないことは、次の冒頭の文章でわかる。

「ある朝、グレゴール・ザムザがなにかおだやかならぬ夢からさめたとき、ベッドのなかで自分が1匹のとてつもない虫けらに変身しているのを発見した。」つまり、夢から覚めたグレゴール・ザムザが虫になったという変身譚なのだ。

もし・・・自分が一匹の巨大な虫に変身してしたら・・・どうなるか?

彼の展開させる変身後のリアリティをいかに解釈するかは、さまざまな意見がある。
もしかして、フロイトの『夢判断』を読んでいたのかも知れないが、そういうことを抜きにしても、奇想天外な想像力の中から悲痛な叫び声が聴こえてくる。

Hotdogjpg 
朝食→パン→今日はホットドッグ=hotdogとイメージを膨らませ🎶



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