2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

乱読

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2019年4月 5日 (金)

断章行為が好き

萩原 朔太郎は抒情詩を書く傍ら、日常の口語を主体とした自由詩を書いた。
「散文詩とは何だらうか。」という序文で始まる『宿命』(青空文庫)は、彼が書き続けてきたエツセイ風の思想詩やアフオリズムの中から、西洋でいうところの散文詩に似通ったものを編纂したものだ。
それが実にうまい。単なる断章に過ぎない、と人の意見はいろいろだろうが、私はこういう断章行為が好きだ。
少なくとも私にとっては、再読三読の対象本である。
萩原は短歌から出発したが、その後は詩に転向したものの『宿命』に見るような断章的文学行為に、私は信頼と愛着を置いている。

「時計を見る狂人」から引用すると
『或る瘋癲病院の部屋の中で、終日椅子の上に坐り、爲すこともなく、毎日時計の指針を凝視して居る男が居た。おそらく世界中で、最も退屈な、「時」を持て餘して居る人間が此處に居る、と私は思つた。ところが反對であり、院長は次のやうに話してくれた。この不幸な人は、人生を不斷の活動と考へて居るのです。それで一瞬の生も無駄にせず、貴重な時間を浪費すまいと考へ、ああして毎日、時計をみつめて居るのです。何か話しかけてご覽なさい。屹度腹立たしげに呶鳴るでせう。「默れ! いま貴重な一秒時が過ぎ去つて行く。Time is life! Time is life!」と。』(萩原朔太郎『宿命』から「時計を見る狂人」より/青空文庫)
青空文庫からはXHTMLファイル が読みやすい。

忙しい、と言いいながら惰性に流され時を過ごしてしまうことの何と多いことか・・・そうしている間にも、時は刻々と過ぎ去っていく。時間こそ命なのだ、と肝に銘じて無駄のない生き方をしたい。

今朝の風景コラージュ

Kesanohuukei  


22019年4月5日(金)
旧暦でいえば3月1日 潮汐大潮
 月齢29.5(正午) 月齢0の新月は17:50
月が太陽と同じ方向にあると地球からは月の陰の半面しか見えない。
で、月が見えない状態を新月(朔)という。
月齢0を境に月は満ちていくので、何かをリセットするのに最適な日だ。
毎度書いているが、株式市場も月の満ち欠けによるアノマリーがあるようで、昔から信じられているアノマリーは、「満月の買い」「新月の売り」。
満月の日を起点とし、新月に向けて上昇(株高)と言われる。
加えて、4/1には、新元号「令和(れいわ)」のご祝儀ムードでサプライズ感のある相場だったが、昨日4/4の東京株式市場は日経平均株価は小幅続伸で、前日比11円74銭(0.05%)高の2万1724円95銭で終えた。
月の満ち欠けによるアノマリーから言えば、今が売りかなという素人考え。

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