2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2019年2月28日 (木)

雨が降っている

二階のベランダから外を見ると、雨は白い色をしている。
白い雫の仲間たちが、葉っぱにまつわり付いた汚れをきれいに洗い流していく。

早朝からの雨で、犬の散歩は中止。
良くしたもので、犬も雨を察知して運動欲求が減退するらしい。
ゲージからノッソリと出てきて、前足と後ろ足をピンと伸ばして伸びをする。
餌の欲求は旺盛だが、犬も雨の日の散歩は嫌いらしい。

「草枕犬も時雨るか夜の声」
これは松尾芭蕉の最初の紀行文『野ざらし紀行』のなかで、名古屋に入ったときに詠んだ句。時雨の夜の静けさに鳴く犬は野良犬に違いない。
もとより芭蕉は、野にさらされたドクロのように、いつ野垂れ死にするか分からない身で、野良犬の気持ちが分かるというのだろう・・・
今の時代、犬はペットであるだけでなく家族の一員である。
昔、犬はペットであるより人間とは棲み分けて生きていた。いわゆる野良犬であった。
芭蕉も、もとより帰る家はない旅寝の人だからこそ、時雨のなか濡れてる寂しいそうに鳴く犬の気持ちがわかるのだろう。

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