2011年4月23日24日の気仙沼

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    気仙沼市唐桑町にの甥一家が東日本大震災で津波の被害に遭遇。お見舞いに駆け付けた時の撮影。

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2019年2月 3日 (日)

月模様再び

ジャータカ神話「ササ・ジャータカ」では、帝釈天がバラモンの姿となって、
かわうそ、ジャッカル、猿、ウサギのそれぞれに施しを求めた際、
差し出せるものが何もないウサギが、自分の体を焼いて施しにしようと火に飛びこむ。
その行為を讃えた帝釈天が、月面に山の汁でウサギの姿を描き、天へと帰って行きます。
私たちは、月面の黒い模様をうさぎの餅つきと見立てているが、
月面にうさぎの姿が見えるという伝説の原型は、このジャータカ神話「ササ・ジャータカ」に由来している。
それをベースにした仏教説話は、「 今昔物語」にも載っている。
今昔物語―巻五第13話「三獣行菩薩通兎焼身語(みっつのけだものぼさつのみちをぎょうじうさぎみをやけること)」―
「兎と狐と猿の三匹がまことの信心から菩薩道を修行していた。わが身を忘れて他をあわれむ彼らの行いはまことに立派と見えた。それを見た帝釈天が彼らの本心を試すべく、老人に化して助けを乞うた。三匹は老人を手厚くもてなした。猿は木に登って木の実を集め、里に出ては野菜や穀物を手に入れて持って来た。狐は墓小屋に行って人の供えた飯や魚を取って来た。しかし何の特技もなく弱い兎は何も手に入れることができない。思いつめた兎は火を焚いてくれと頼み、やがて「私を食べて下さい」と言い残して火中に身を投げたのである。その時、帝釈天はもとの姿に戻り、自己犠牲と利他の菩薩道に殉じた兎の姿をあまねく一切衆生に見せるため、兎を月の中に移してやった。月に兎がいるというのは、この兎の姿なのである。」
(神戸大学名誉教授、池上洵一『今昔物語集』解説より)
この説話に出てくる兎と狐と猿、老人は天体を示し、
それぞれは「月」(猿)・「星(シリウス)」(狐)・「金星」(兎)・「太陽」(老人=帝釈天)であり、
老人は光が弱々しくなった冬至前の太陽、
帝釈天は光を取り戻した冬至後の太陽である、という解釈がある。(Wikipedia参照)

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