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2007年6月 5日 (火)

命の長さは物指しで計れない

「題名のない音楽会21」の羽田健太郎さんが亡くなった。
肝細胞癌のためというが、有名な人の訃報は突然入ってくるから
人間の生命の脆さがひしひしと伝わってくる。

死は、いずれ誰にもくる当たり前のことと思っても
人は、死の悲しみの度合いを生の期間を尺度として
「あまりにも早すぎる死」とか「長寿をまっとうされて」
と表現したがる。

人の運命はそれぞれであって
命の長さは物指しで計れるようなものではない。

先日亡くなった石立鉄男さんは64歳、羽田さんも58歳だったとか。
私の年齢に近いわけで・・・

花にも散り際があるように
華やかに咲いて生命を充実させて
その瞬間に散っていく人もある、と思いたい。

ご冥福をお祈りいたします。 

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コメント

>益樹さん
昔、質量不滅の法則とかいうのを習った記憶があるのですが
あらゆる物質は常に循環しているということですね。
生態系の中ででいえば食物連鎖とか・・・。
私たちの体も、そういう風に捉えれば永遠ということですよね。

仏教で言う輪廻転生もうなずける気がします。
仏教のことは益樹さんはお詳しいと思いますが・・・。

投稿: hituji | 2007年6月 8日 (金) 23時27分

この世に生を受けたものは、必ず死を迎えます。でも、それはこの世から完全に滅失してしまうのではなく、違った形でこの世に存在します。
物理的な話で恐縮ですが、現在までに発見されている、この世を形成している素粒子全て、つまり物質全ては、宇宙が出来て間もなくに誕生しています。その後、素粒子は増えていません。
その素粒子の組み合わせ方の違いだけで、宇宙のガスになったり、物質になったり、光になったりしていて、時の流れとともに様々な形に変化していきます。
生き物は死んで土に返り、やがて植物になり、水蒸気になり、天に昇り、雨となって地上に降ります。また、気体となった部分は、広く地球を覆い、生き物を養います。食物に変化した部分は、他の生き物の体の一部となります。
宇宙が有る限り、この世のものは一切滅失せず、変化するだけです。
今、この瞬間に私の体を形成している物質も、以前は他の生き物の体の一部だったはずです。
その意味で、永遠の命があります。ただ、意識が途切れてしまうのは、やはりなんとも寂しいですね。
羽田健太郎さんのご冥福をお祈りいたします。

投稿: 益樹 | 2007年6月 8日 (金) 22時33分

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