« 半田写録1 | トップページ | 憧れのダンディズム? »

2006年11月25日 (土)

半田写録2

Kura2_2 Kura_2 半田駅から数分、目の前に半田運河と呼ばる十ヶ川が広がった。川沿いには、黒板作りの醸造蔵が並んでいる。
昔から良質の水が出ることから醸造業が盛んで、その名残が残っているのだ。風が酢の匂いを 運んでくる。ミッカン酢では、今もこの蔵を現役で活躍させていた。

ミッカン酢本社前の広い道路を渡り、狭い路地を北に行く。酒の「国盛」で有名な中埜酒造が誇る、築240年の酒蔵がある。1986年の工場移転を機に、原形のまま「酒の文化会館」として一般公開している。

Tenjilyou_1 会館を一歩中に入ると、200年余もの昔にタイムスリップしたような錯覚に陥るから不思議だ。黒光りしたむき出しの天井の梁は、鉄骨で補強してあるものの、歴史の重厚さを感じさせる空間だ。
かつて使用されていた道具や、和紙人形で再現された酒つくり工程の歴史を眺めていると、その時代に生きた人々の呼吸までがこちらに伝わってくる。

日本酒嫌いの私でも試飲してみようという気になった。
「国盛」といっても、製品によって味が違う。
原料となる米の違いなのか。山田錦を原料米とした「超特撰国盛 純米大吟醸中埜」が、一番おいしかったような・・・。

山本周五郎は、「酒は人類が生み出した最高の傑作」と言ったが、まさにそのとおり。稲作民族の日本人の知恵が考えた永遠の傑作とも言いたい。

「酒の文化会館」の画像はマイフォトにアップ。

|

« 半田写録1 | トップページ | 憧れのダンディズム? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/163480/12811645

この記事へのトラックバック一覧です: 半田写録2:

« 半田写録1 | トップページ | 憧れのダンディズム? »